利根川治水同盟
今日も厳しい暑さとなりました。
9時江戸川区役所を出発。議会、行政代表団を乗せたバスは一路、群馬県前橋市へ向かいました。
13時「第69回利根川治水同盟治水大会」出席。
治水同盟は、昭和22年に発生したカスリーン台風による甚大な被害をもたらされた群馬県はじめ、茨城、栃木、埼玉、千葉、そして東京都の利根川流域1都5県で構成され、毎年の治水大会において、堤防、護岸整備の強化促進、水防や利水事業推進などを決議!政府や関係機関に対し、要望活動を続けています。
また、第2部では【地形と水が育む都市の魅力】をテーマに、東京スリバチ学会会長の皆川典久氏による講演を拝聴しました。
流通、環境など、あらゆる面で、川は私たちの身近にあります。
関東平野を代表する利根川のさらなる安全性向上と活用は、流域に位置する自治体の命題。意義ある同盟であり、大会です。
私は、この利根川治水大会で、思い出があります。それは、若い頃から親しくお世話になり、晩年には、息子の翔一もstaffとしてご指導いただいた故樺山卓司都議会議員が長くこの同盟の会長職を務められていたことです。
大会のたびに、壇上で熱弁を振るい、利根川流域自治体、議会の連帯と国への要望を訴え、水の怖さと凄さ、そして【恵みと潤い】を呼びかけていた在りし日の勇姿を思いだします。先生が完成を楽しみにしていた【八ツ場ダム】も、いよいよ来年完成予定。
各種整備事業の進捗を、天界の彼方から、しっかり見守ってくれていると思います。
先月の西日本はじめ、集中豪雨を起因とした水害で、大きな被害が出ました。また、スーパー猛暑による渇水も懸念されています。
今後も、地域や住民と一体となった治水、利水、水防事業の強力な推進が望まれます。
shinichi?