治水ー対水ー美水

早朝、区役所を出発し埼玉県加須市で行われた「第66回利根川水系連合・総合水防演習」へ。
今日の演習には、940名が実務にあたり、国会議員はじめ、官公庁、19ヶ国大使、さらに関係者や地元の方々など15000人が参加する大規模なものです。
議会から10名、行政から21名が参加しました。
この演習は、昭和22年に発生したカスリーン台風による甚大な被害を教訓として、将来にわたりその史実を伝えるために国土交通省や埼玉県、栃木県、千葉県、東京都などの共催で毎年実施されています。
暑い中でしたが、参加各団体は、日頃の訓練成果を存分に発揮し、見事な水防技術や治水工法を披露。利根川河川敷で緊張感ある演習となりました。
資料には「カスリーン台風による洪水で利根川堤防が破堤し、溢れ出した濁流は、埼玉県東部低地を流れ、3日以上かけて江戸川区へ達しました。
濁流は小岩から総武線を乗り越え、区内に流入。
新川堤防において水勢を食い止めることができた。この水害により10日余り浸水した。」と記されています。
カスリーン台風から70年。
地球温暖化に伴い、年々台風の大型化、頻発化が予測されています。水害に対する意識と備えは大切です。
江戸川区では、8月に本庁舎1階ロビーで「自治体リレーパネル展」が行われます。
水との戦いを歴史に学んだ演習でした。
shinichi?

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